目的
スプリント走行での記録向上
指導
新しい大腿義足走法を考案して指導
山本篤選手 現在、義足トップアスリートとして活躍中
2008年、北京パラリンピック走り幅跳びで銀メダルを獲得した日本の義足陸上競技選手初のパラリンピックメダリスト。2013年、2015年、IPC陸上競技世界選手権大会走り幅跳び金メダルの2連覇、2010年、2014年、アジアパラ競技大会100m金メダルの2連覇等で活躍。クラスT42の走り幅跳びの世界記録を樹立、100m、200m、400mのアジア記録、日本記録、400mリレー、1600mリレーのチームで日本記録を樹立した。
大腿切断者の義足走行は、断端の状況、義足の種類などにより、ジョギングレベル、通常走行レベル、スプリントレベルが可能です。
これまで大腿義足走行は、健常者と同様の交互走行は困難とされていました。
しかしながら、健常者のスプリント走行においては膝関節の屈伸動作は股関節の動きに連動して行われることなどを参考にして、義足走行に対する科学的な理解を深めることにより、合理的なトレーニングの実施で短期間での習得が可能になります。
大腿義足走行に関する論文